Neutral football

イメージした理想が現実を塗り替える。フットボールと社会をつなぐ

音楽もスポーツも、喜ぶためにやってるんだぜ

喜びを表現するための音楽、スポーツ、サッカー。
今回はそんなお話。

 


HOTEI (布袋寅泰) JUSTY ~ NO NEW YORK (LIVE) DRUMS 高橋まこと

 

これは2012年2月、さいたまスーパーアリーナで行われた布袋寅泰デビュー30周年記念Liveの映像。

中学生の頃からのBOØWYフリークである僕も、もちろんこのLiveに参戦していた。

そしてこのLiveのアンコール時、スペシャルゲストとして登場したのが、BOØWY時代のドラムスであり、ファンの皆から「まこっちゃん」と呼ばれて愛された 高橋まこと 氏だった。(以下、愛を込めてまこっちゃんと呼ぶ)

 

24年ぶりの共演。BOØWY時代の名曲「Justy」と「No.NY」を演奏したふたりが見せた本当に楽しそうな顏。ただ楽しいだけでなく、懐かしさ、信頼感、安心感、一緒にステージに立つ喜びと、そして僕らには決してわからないであろう、ふたりの間にだけ流れる感情と。

それら全てが織り混ざってこその、極上の楽しさ。ふたりのこの楽しそうな顏こそがまさに音楽、音を楽しんでる顏じゃないかって、観ていて自然に涙が出てきてしまった。

 

No.NYの間奏時、まこっちゃんが今にも泣き出しそうな顔で、でも楽しそうに叩いてる。そして後ろはまこっちゃんに任せて、花道を思いっきり駆けていく布袋さん。一瞬、BOØWYが帰ってきた。

 

観客のみんなも、幸せそうな顔で一緒に歌ってる。(もちろん僕も)

 

本来、楽しむってこういうことなんだろう。

音楽もスポーツも同じ。喜ぶためにやってる。喜びを味わい、自分を表現するためにやってる。

こんな顔でサッカーをしてほしい。子供達が自然にこんな顔でサッカーしてくれるような、そんな環境をつくらないといけない。

今じゃなくても、彼ら彼女が数年後か数十年後かに再会した時、自然にこんな顔で楽しそうにボールを蹴ってくれるように。

 

だからこその、今が大切なんだよね。

 


BOOWY LAST GIGS NO NEW YORK (2回目)