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Neutral football

Footballと社会をつなぐ。Footballを語りたいなら、Footballだけでは語れない

強く望むことが世代を越えていつしか形になるならこの命も無駄じゃない

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『Fútbol & Cafe mf』が9月いっぱいで閉店してしまった。
裏原宿のそのまた奥、原宿とは思えない静かな場所で静かに時間を過ごせるこのmfが僕は大好きだった。とは言いつつそんな頻繁に通ってたわけではないけれど、地方から来たサッカー仲間や「この人とゆっくり話したい」みたいな時は、まずmfを選んで連れて行ったなぁ。

mfの魅力は、店長を務めていた有坂さんが熟成させたもの。店のゆったりした雰囲気、でもラテンの熱い香り。ゆったりと熱さが実に良い感じで混ざり合う、mfでしか味わえない独特な雰囲気を有坂さんが熟成させていったんだろうなと。僕も含め多くの人は「mfにお茶しに行く」というよりも「なんとなく、有坂さんに会いに行きたい」という感覚で店を訪れた人が多かったと思う。

閉店にあたり、その有坂さんのインタビューが Football EDGE に掲載されてます。
こちら → http://www.footballedge.jp/lead/5843

で、mf閉店から5日後の先週水曜日に、渋谷で有坂さんと二人で飲む機会を作ってもらった。今後しばらくの間ご夫婦で中南米を旅する予定とのことなので、その前に、二人でゆっくり話せて本当に良かった。

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色々なことを話した。

サッカーは自由なスポーツだということ、リベラルであり続けたいということ、坂本龍馬のこと、育成のこと、南米のこと、社会とサッカーとの関わりのこと、人のこと

特に…自由でありたい、ということ

 

この日、有坂さんに会う前に「mfお疲れ様でした」の意を込めて何かプレゼントを…と思い、でも何にしようかと迷いに迷って渋谷をブラブラ。閉店に合わせてきっといろんな贈り物を貰ってるだろうし、普通のものではなく少しひねりのあるものにしたいと迷っていたところに、目の中に飛び込んできたのが麒麟の置物。そう、首の長いキリンさん。

あ、これにしよってすぐに決めた。なぜキリンかというと…

Mr.Childrenの『進化論』という曲の一節に、こういう歌詞があるんです。

 

進化論では 首の長い動物は 生存競争の為に そのフォルムを変えてきたという

強く望むことが世代を越えて いつしか形になるなら この命も無駄じゃない

空を飛び 海を渡り 僕らの夢はまた膨らむ

誰も傷つけない 優しい夢を 素敵な夢を 君に引き継げるかな

空を飛び 月を歩き それでも自然に脅かされる

全て受け入れて 見果てぬ夢を 素敵な夢を 君と見ていたい

 

素敵な歌詞ですよね。特にここ

『強く望むことが世代を越えて いつしか形になるならこの命も無駄じゃない』

この部分が、僕は大好き。

 

毎日生きてく中で、僕らは未来に望みを持ってる。それがどういうものかを具体的に説明するのは難しいけれど、自由でありたいという大前提の中で、きっと楽しくなれる、きっと…と、強い望みを持って生きてる。同じように有坂さんも、強く楽しい望みを持ってこれから自由に生きていくんだろうという、同じ匂いをとても感じる人だ。

だから、これから新しい生活を始める有坂さんに贈るにはピッタリだと思って「お互いこれからも強く楽しく望んで生きていこうぜよ!」という意を込めて、キリンをあげました。気に入ってもらえたかなぁ。どうか、トイレにでも置いてやって下さいませ。

 


Mr.Children「進化論」from Stadium Tour 2015 未完

 

生きてる間に形になるかは分からないけれど、それを強く望むことでいつしか形になるなら、今を精一杯、自由に生きることは決して無駄じゃない。有坂さん、今後もよろしゅう頼みます。

 

「どんな時でも望みはある。望みがワシを生かしてくれちゅう」(坂本龍馬