Neutral football

イメージした理想が現実を塗り替える。フットボールと社会をつなぐ

言葉は言葉を呼んで、翼を持って、この部屋を飛び回ったんです

1969年、三島由紀夫が自決する1年前。三島がひとりで東大駒場キャンパスに乗り込んで、東大全共闘の学生達1000人と対峙したという伝説の討論会が、映画になったらしい。(3月20日公開) そこで、改めて三島由紀夫に興味を持った。 この討論会を昔のニュース2…

真のヒーロー

先日、練習後の夜にコインランドリーでビブスの洗濯をした。 洗濯が終わるのを車の中で待つ。洗濯が終わり、さぁ帰ってW杯観ようと思ったら、全くエンジンがかからない。バッテリー上がった…こんな夜遅くにマジかよと途方にくれて、仕方がないのでJAFを呼ん…

生まれて初めて、サポーターになった

自分は生まれてこのかた、どこかのクラブのサポーターになったことがない。 「久保田さん、好きなチームはどこですか?」とかよく聞かれるけれど、そのたびに「どこもないっす」と答えてその場をシラけさせてしまう。ましてやサッカーを仕事にしてしまってか…

写真家 チェ・ゲバラが見た世界

『 写真家 チェ・ゲバラが見た世界 』に行ってきた。 che-guevara.jp 僕の中でゲバラは「自由な人」の象徴。ゲバラこそ、自らの由縁に素直に生きた人。 キューバ革命に参加する前に旅した南米の写真や、キューバ革命を成功させカストロからキューバ国籍を与…

民主主義思考とパスの意味

先日初めて会った池川君が、教員生活で一度も教科書を使わなかったという樋渡直哉先生の「平凡な自由」という本をプレゼントしてくれたことを、前の記事で書きました。 neutralfootball.hatenablog.com それを彼が樋渡先生にも知らせてくれたらしい。そして…

平凡な自由

『 楽しさに満ちていた学校が急に色あせて見え始める。それでいいんだ。そのうち担任がくだらん凡人に見えてくる。それはもっとすばらしいことだ。君たちの人生から学校で習ったことを全部取り去ると、そこに残るのが君たちの人格と教養だ。君はいま、それを…

ある青年の答辞 〜 自由であること

福岡県糸島に移住したアミーゴの有坂さんから、つい最近、ある青年のことを紹介されました。 8年前、その青年が高校の卒業式で卒業生代表として答辞を読んだ時の、その答辞全文と、壇上では話されることのなかった「付け足し」です。 その時の、有坂氏のブロ…

強く望むことが世代を越えていつしか形になるならこの命も無駄じゃない

『Fútbol & Cafe mf』が9月いっぱいで閉店してしまった。裏原宿のそのまた奥、原宿とは思えない静かな場所で静かに時間を過ごせるこのmfが僕は大好きだった。とは言いつつそんな頻繁に通ってたわけではないけれど、地方から来たサッカー仲間や「この人とゆっ…