Daisuke Kubota 〜 Neutral football

Footballで社会をつなぐ。現実の殻を破る。日常を笑い飛ばそう

サヨナラの意味

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日本で一番、乃木坂46のことが大好きなサッカーコーチは誰か。はい、僕です。
日本で一番ということは世界で一番。つまり僕よりも乃木坂46のことを大好きで愛しているサッカーコーチは、間違いなくこの世にいないということである。

 

ジャンルを問わず、良いものは良い。自分が何歳だろうが、おじさんだろうが若者であろうが関係ない。アイドルだろうが演歌だろうがRockだろうがjazzだろうがbluesだろうが何だろうが、心の琴線に触れて揺さぶられ、胸に残るものに対しては素直に「良い」と言える感性でいたい。歳を重ねれば重ねるほど、僕はそのハードルがどんどん低くなっている。
どんなジャンルでも、何に対しても 「いいね」「好き」「もっと知りたい」と思えることって、幸せなことだと思う。

というわけで

このコラムは別にサッカーだけのことを書くわけではなく、自分の感性に基づいて社会のことを何でもNeutralに書くと決めているので、今回はサッカーは一切出てきません。悪しからず。

乃木坂46の稀有な魅力と素晴らしさ、なぜここまで惹かれてしまうのかということを、僕なりに掘り下げて書いてみたい。こうしてアウトプットでもしなきゃ、もう好き過ぎて頭がパンクしそうなのだ。

 

好き過ぎるので二回に分けて書くけれど、第一回目の今回は、先日卒業を発表した

橋本奈々未さん 』のこと。

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橋本奈々未。初期からの主力中の主力で、グループの顔とも言える大きな存在の一人。

彼女は乃木坂46を卒業するだけではなく、なんと芸能界も引退するという。

このニュースを聞いた時、やっぱりか…というショックな気持ちと、彼女らしくて潔いな、という気持ちの両方が浮かんだ。他のメンバーとは違う独特な世界観や価値観を持っている人だなというのを、彼女の言動や佇まいから、僕らファンはいつも感じていたから。

 

彼女はいわゆる『アイドル』という器だけには到底収まりきらず、掴みどころのない不思議な魅力がずっとあった。他のメンバーが『動』だとしたら彼女は『静』。常にどこかクールな一面を醸し出し、その美しいルックスはもちろんのこと、頭の回転の速さと頭脳明晰な知的さ。小学生時代には、全国模試で一位を獲ったこともあるらしい。


高校卒業後に上京し奨学金で大学に入り、学費と生活費は全てアルバイト代でまかなっていたという。その頃の生活が苦しくて、毎日おにぎり一つという日が続くことも多かったらしい。

その生活苦から抜け出したくて「芸能人になればロケ弁を毎日食べられると思ったから」という理由で乃木坂46のオーディションを受けたというのは、有名な話。


そして次の目標は「弟の大学の学費を全額納入すること」と公言していた彼女。弟さんの学費だけでなく、お父さんの借金も彼女が完済したという。

その目標を達成しスパッと芸能界を引退する、というのがいかにも彼女らしいというか。それが一番の理由だと彼女が明言したわけではないので、もちろんそれが全てではないかもしれないが、間違いなく、大きな理由の一つではあるんだろう。


乃木坂を卒業してソロ活動したとしても、女優やタレント、モデルとしても間違いなく売れる。でも、そんな用意された道に甘んじずに芸能界自体をスパッと引退して新しい道に進むというこの潔さが、いかにも彼女らしくてカッコ良すぎる。
この異例とも言える決断も、彼女ならばやはり納得してしまう。聞くところによると、秘書の勉強もずっとしていたとか。

 

普通ならば憧れの対象であり、そこでずっと輝いていたい、脚光を浴びていたいと思うであろう『芸能界・有名人』というその場所に、彼女はそれほど価値も重きも置いていなかったんだと思う。冒頭にも書いたけれど、それは彼女が発する言動や佇まいから、何となく感じ取れていた。

きっとこれからやりたいことがいっぱいあるんだろう。もう会えなくなるし顔も姿もきっと見れなくなってしまうのだろうけど、僕らファンは、彼女の勇気と新しい人生を心から応援したいと思う。

そしてこの潔さを、素直に見習いたい。

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精魂尽くして颯爽たり、顧みるときの微笑み 

以前、彼女が新聞の取材で「好きな言葉」として紹介していたこの言葉を、自ら体現したんだね。

 

11月発売の16枚目シングル『サヨナラの意味』は、乃木坂46の過去16枚のシングルの中で屈指の名曲。そしてMusic Videoも、感情の起伏により体に棘が浮き出るという架空の人種『棘人』と、その村に暮らす人間達が、偏見や垣根を越えて次第に心を通わせていくという物語。曲の魅力をさらに膨らませる、美しく壮大な世界観のドラマになっている。

 

この『サヨナラの意味』で、いよいよ彼女が待望の初のセンターを務めることに。卒業まで時間もない。今回のニュースで初めて彼女のことを知ったという人も、これをきっかけに興味を持って見てもらえると、その唯一無二の魅力が伝わるかと思います。

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『 終わることためらって 人は皆立ち止まるけど

僕達は 抱き合ってた腕を離してもっと強くなる 』