Neutral football

イメージした理想が現実を塗り替える。フットボールと社会をつなぐ

政治・社会

ローマ教皇の言葉

来日したローマ教皇が、離日する直前、最後に上智大学の学生達に語った言葉がとても素敵で、優しくて、尊いものだったので、ここでシェアします。 新自由主義が蔓延り、競争に追われ、弱者を嗤う者が増え、総理大臣を筆頭に政治家は平然と嘘をつき、けれどそ…

FCLにコラム掲載 〜 戦術を語る前に vol.2

Football Coaching laboratory に、久保田によるコラムが掲載されました。 昨年「戦術を語る前に」というコラムを書いて結構な勢いで炎上したのですが、自分の中では、その続編という位置づけでもいます。 よろしければ、お読み下さい。 「戦術を語る前に、…

鋸南町に行ってきた

台風15号で甚大な被害を受けた、南房総の鋸南町に来た。 この街は合宿で何回も来ているから、とてもお世話になっているところだ。 普段、選手たちに 「フットボーラーは社会とつながっていないといけない」 「衝動で動け」 と言っているから、自分がまずはそ…

もっと文章を書こう

常々思うのだけれど、サッカーコーチの人は、もっと積極的に発信した方がいいと思う。 今の時代、もう「俺は俺。俺のやり方で好き勝手やっていく」「言わなくても、話さなくてもわかってくれるだろう」は通用しない。 昔と違って、今は様々な媒体で自分のチ…

部活問題を考える 〜 うちだっちょ、イノッチ

画像は毎日新聞webより 昨今、問題になっている日大アメフト部の件。 あのタックルが監督やコーチからの直接指示によるものだったのかどうか、そこばかりにほぼ焦点が当てられているけれど、タックルをしてしまったあの選手が会見で勇気を持って話した、あの…

結局すべては人。だから信用できない

最近話題になった教育勅語について。 まず「教育勅語には良いことも書いてある」とか言う人は、教育者としても指導者としても、失格だと僕は思う。 文章には「前提」というものがある。書く側の立場をもとに、こういう結論に持っていきたいという前提。その…

すべて国民は、個人として尊重される

心が追いつかない、死にたいと相談も受けていたというのに、ワイドショーを見ると「突然辞めて、どれだけの人に迷惑かけると思ってるんだ」との論調ばかり。SNSを見ても、一般の人でもそういう論調の人は結構いる。 あぁ、こういう人達が日本全体に蔓延るブ…

靖国神社と遊就館に行ってきた

最近歴史に関心があって、特に、日本の近代史にとても興味がある。幕末から明治維新を経て、太平洋戦争まで。いろんな立場や史観があるけれど、自分のスタンスだけに強情になる前に、もう少し「逆側」の立場のものを見てみたいと思い、そんな象徴の場所でも…

教え子から聞いた沖縄のこと

Mr.Children - 1999年、夏、沖縄 2004年から今年3月までの約11年半の間、僕は都立国際高校の女子サッカー部でもコーチをしてたんですが 先週金曜の夜に、その国際女サカの卒業生と久々に会ってきた。 もう25歳になる彼女は今、沖縄問題に関心を持ち活動してい…

鎧をまとった時に

ゆとりがなく、せかせかしすぎな日本。鎧や武器を手に入れたらそれを振りかざすのではなく、むしろ、さらに優しくなろうぜよ。剣の達人でありながら、剣を抜かなかった坂本龍馬のように。 ---------------------------------------- 日本の道は信号が多すぎ…